Vol.20  あの夏の日 ~田舎の従姉とのお医者さんごっこ~    written by  鐘栄瞭

あれは私が国民学校の上級生(今の小学校6年生)の時分でした。

戦後まだそんなに経っていなかった頃の話です。


当時、東京に住んでいた私の家族は毎年夏休みには父の実家に里帰りしていました。

父の実家は山●県北部の小さな村でした。


その実家には、祖父・祖母と一緒に父の兄の家族も住んでいて、妻と息子が4人、娘がふたりいました。

上の兄3人は学徒動員で戦地に行き、うちふたりが戦死、生き残った三男の巳嘉男(みかお)はその当時、
京都の呉服屋へ奉公に行っておりました。

残った子供はゆかりという自分より2級上の旧制中等学校(今の中学生)の姉と、
妹の日出子(ひでこ)という自分と同級の女の子、
そして2年前に生まれた末っ子の幸雄(ゆきお)がいるばかりでした。

私はその当時には珍しいひとりっ子でしたので、父の実家に帰省し、年も近い従姉たちと遊ぶのが毎年楽しみのひとつだったのです。

実は国民学校に上がってからというもの、毎年、夏休みにこの従姉たちと恒例になっている遊びがありました。

「お医者さんごっこ」でした。


夜、私は、実家の2階の従姉たちの部屋で一緒に寝るのですが、
これらの母親である「しず」が“消灯命令”を出して下に降りたあと、
この従姉たちは部屋に隠し持っていた旧式の懐中電灯を持ちだしてきて布団の中でこっそりと「お医者さんごっこ」をしたものでした。


お医者さんの役はもちろん私、従姉たちはいつも患者の役です。

布団の中でふたり一緒に診察することもあれば、姉妹順番に入ってきてもらい、診察することもありました。


「診察」とは、何をするのかというと、布団の中で従姉の浴衣をはたけ、懐中電灯を頼りに性器をいじりつづける、というものでした。

当時田舎では今のように下着など付ける習慣は無く、浴衣の下はそのまま裸だったのです。

そんな折、風呂上がりなどに私が履いていた舶来のブリーフを、従姉たちは物珍しそうに見ていたものでした。


従姉の性器はもうかれこれ5年くらい見続けてきました。

私はいつの頃からかこの「診察中」に、自分の性器が異変を起こすことに気が付いていました。

従姉の性器を見ているうちに、だんだんと自分の性器が固く、大きくなってくるのです。

昨年など、言う事を聞かぬ己の一物に戸惑い、また、相当に興奮していたのを覚えています。

そのうち姉のゆかりの方が、

「たまには栄ちゃん(私の呼び名)のも診察したいでな~」

と言い出すものですから私は必死になってそれを拒否しました。


これまで私は一方的に従姉の性器を見るばかりで、自分の一物を彼女らに曝したことなど一度もなかったのです。

普通の状態ならまだしも、「診察中」の私の性器だけは絶対に見られたくなかったのです。

きっと彼女たちは驚いて、仰天非難し、もうそれ以降、この遊びをしなくなると思っていたのです。


とにかく去年はなんだかんだと理由をつけて、なんとか「患者役」は逃れたのでした。

今年も必ずや去年と同じことを言い出すのは間違いないと思っていました。


だからその時、布団の中で、年々成長していくゆかりと日出子の性器を代わる代わる見ながら、
自分の性器を固く膨らませながらも、どきどきとしながら「医者役」をやっていました。


ゆかりと日出子の性器の違いは同じ姉妹でも異なっていました。

姉のゆかりは下つき。

肛門により近い位置に性器がありました。

今年中等二年目のゆかりの性器には陰毛が生えており、性器の中心を囲むビラビラが日出子よりも外に出ていました。

しかし、指を入れると、穴自体はきつめで、むしろ妹の日出子の方がやすやすと入っていきました。

匂いはゆかりの方がちょっときつく、日出子の小便のような匂いの外にも、何か言い表せない不思議な匂いがしました。

決して良い匂いではないのですが、しかし、私はその匂いが嫌いではなく、
鼻を近づけていると、どんどん自分の性器がびくびくとその匂いに反応している様子がわかりました。


日出子の方はどちらかというとへそ側からの方が近い位置に性器がついていました。

陰毛もまだ生えていなく、つるんとした大ぶりな性器でした。

このふたりの性器を交互に匂い、さわり、指を入れたりいじったりしていました。


この「お医者さんごっこ」は、従姉の方でも一昨年あたりから少しづつ変化が起こっていました。

特に姉のゆかりの方です。

性器をいじっているとそれまでは日出子と一緒になってきゃつきゃつと笑っていたのが、
そのうち、何かじっと堪えているような息使いをしている様子になっています。


具合が良くないのだろうか?

と…思ったのですが、本人も途中で止めるような仕草もないのでそのまま続けていました。


すると、ある段階から、妙に私の指がベタベタとしていることに気がつきました。

最初、拭き忘れた小便がついたのかな?

と思ったりしていましたが、時にはぬるっとするような液が出ていることもありました。

その頃にはゆかりの反応も変化していきました。


ゆかりの性器から出てきたヌルヌルを指で広げ、性器の周辺に塗りたくっていると
時折、「んッ」と開いていた脚をぎゅっと閉じ、私の首を強く挟むものだから私は苦しくなることが度々ありました。


その年も、やはりゆかりの性器からは、去年よりもっと多くのあの「ヌルヌル」が溢れていました。

私はこのヌルヌルが気になって仕方なく、日出子はほとんどかまわず、ゆかりの方ばかり「診察」していました。

その間にも私の性器は鉄砲のように硬くなっており、この状態をどうしてよいかわからずにひたすらゆかりの股の間に顔を近づけていました。

匂いもさらにきつくなっているようでしたが、その匂いを嗅いでいると、自分の性器もどんどん鉄の棒の様に固くなっていき、

何か満たされないものを追うような野犬になった如くで、気が変になりそうでした。


そしてやがてゆかりと日出子が「あの問題」について話しだしました。

私がもっとも恐れていた「医者・患者の交代宣言」です。


「栄ちゃん、今度は栄ちゃんが患者なさ。(なってよ)毎年毎年、うちら患者で一回でも医者もやりてえて」


ゆかりが強く主張すると日出子も後ろでやんややんやと囃したてます。

「い、いや、ごめん、ダメなんだよ、僕。」

「何がダメださ?」

「僕のあそこ、ちょっと最近調子がおかしくて。ほんとに病気なのかもしれないし…」

あせってなんとかごまかそうとするがゆかりはキツと目を見張り

「なん言うとらの。病気なら尚更うちらが見るだき。ウチも日出子も医者だいて」

「早く脱いで脱いで♪」

日出子まで私の背中に回って浴衣を脱がしにかかります。

ゆかりが私の浴衣に手をかける時に、

「あっ!!」

と楽しげに声を出しました。


浴衣越しにもわかる、私の勃起した天幕を見やるとゆかりは


「こりゃ~ 栄ちゃん、ほんに病気だて~ はや、脱いでみんさい」

「いや、だめ、だめ! ほんとにダメだってば!」

「日出子~しっかりつかまえとんなよ!」

「おう!」


姉妹の息の合った所作で、

私は見事に日出子に押さえつけられ、ゆかりに浴衣をはがされました。

私は自分の勃起した性器をふたりに見られるのが恥ずかしくて恥ずかしくてたまりませんでした。

顔が紅潮していました。

昨年母に買ってもらった舶来のブリーフをぐいっと強引に引っ張りずらし、性器をあらわにさせられます。


ゆかりも頬を赤らめて

「ひゃああ!栄ちゃん、なんとさ腫れとるでね~!」

と言いながらも、その目はキラキラと輝いていました。

日出子も

「いやっだ~!!えごつね~(えげつない~)」

ときゃあきゃあ叫んでいます。


ゆかりは既にお医者さん気分で私の性器を右手で弄びながら、

「こっりゃ~、帽子かぶっとるでないかや栄ちゃん」

「え、なに?帽子って?」

「ほらあ、おといどさん、顔出されま~」


何を言っているのかよくわからない方言でした。


後で聞くと「おといどさん」というのはその地方での男性器の呼び名で、
私の性器が皮を被っているために、亀頭が見えないと言っているようでした。


ゆかりは私の「おといどさん」の先端をこねくりまわすようにいじり続けています。

「顔でね~」

だんだん、その指使いに、私は何か妙な気持ちになってきました。

息も荒くなってきているのがわかりました。

その様子を見ていた日出子が少し不安そうに

「栄ちゃん大事ない?ごんべさん?」


…なんだ?「ごんべさん」て?


しかし、それどころではありません。

私は今や、胸が締め付けられるような息苦しさと、脳の血管がはちきれそうなほどに快感を感じ始めているのです。


ゆかりが私の性器の先端部をくりくりとするうちに、
ゆかりの性器から出てきたようなあのヌルヌルしたものが私の先端からあふれ出てきました。

それが流れ出し、ゆかりの細く、白い指に絡みつきました。

「あんれ、おといどさん、顔は出さんと変な汁だしてきた~」

そう言いながらも指の運動をやめる様子もなく、
指に絡んだ私の先走り液で、よりいっそうぬるぬるしていきます。

私はもう息もハアハア言わせながら朦朧とし、膝で半立ちになり、
ゆかりの指の淀みない動きに合わせるように無意識に腰を動かしていました。

それまで体験したこともないほどの快感がどんどん上昇していき、やがて頂点に達しました。

ゆかりが指を回転させながら包皮を剥こうとしたときに
尿道を通じて、未だかつてないような快感が活火山の如く一気に溢れだす感覚が起こったのです。


「うあ、あああああっ!!」


どるどると音をあげて黄色がかった濃い液体が性器の先端の皮の間から放出されました。


「ひゃあああ」

「いやあああ」


ゆかりと日出子は一緒に驚き、私から飛び離れて声をあげました。


私の性器から放たれた液体は、びくびくと脈打つ肉幹を伝い、次から次へと流れ出しました。

私は余りの心地よさに我を忘れ、腰もがくがくとなりながら、今や自らの手で性器をこねくり回しています。


「日出子~ 初めて見たて~ おといどさんから小糸(こいと)が出とる~!」

「なに小糸て」

「男のお種だて」

「え~!!初めて見たて~!」


日出子はゆかりに説明されて、初めてその液体の正体を知ったのでした。
しかし、ゆかりの方も男の精子はどうやらこの時初めて見たようでした。
そして私もまた、この時初めてゆかりの話から「男子の生理」を教わったのでした。


その後、ゆかりがそっと階段を降り、外に出て、離れの便所から「便所紙」を持ってきてくれ、
そのがさがさとした荒い目の紙で私の性器を拭いてくれました。

残った便所紙で、ゆかりも自分の性器のヌルヌルも拭いていたようでした。


こうして私の忘れられぬ夏休みの第一夜が終ったのでした。


【続く】
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