W杯ラグビー日本代表の大健闘でラグビー人気が一気に高まったのに受け皿を作らなかったせいでポシャる可能性あり

これが答えだ

W杯ラグビー日本代表の闘いが10月20日南アフリカ戦で終わりました。

奇しくもその日は平尾誠二さんの命日でした。

予選を4戦全勝という戦前の予想からは信じられないような成績で予選1位で抜けました。

個人的には2位で通過してニュージーランドと対戦してほしかった。17-145で大敗した1995年と比べていかに現在の日本代表が強くなったかをスコアで見てみたかった。

私は過去に2本のラグビー記事を書いています

日本でラグビーが盛り上がらないわけ

日本でラグビーが盛り上がらないわけ (その2)

(その2)の最後に、

最後に今後のラグビー人気が高まるかどうか、結局のところは日本代表の戦いぶりにかかっています

伝説をつくってください!

期待しています

日本代表は本当に伝説をつくってしまった!!

ボールはラグビー協会に投げられた。

とんでもない人数の「にわかラグビーファン」をどう取り込んで「ラグビーファン」にさせるか?

これから本格的に始まるラグビーシーズンをどうするんだ

そもそも今回のW杯を見てラグビーに興味をもった方々は、日本代表のファンであって、各々の日本代表が所属している社会人チームのファンではない

これから始まる高校ラグビー・大学ラグビー・トップリーグにも興味を示さないだろう

日経ビジネスの記事によると、

国内最高峰リーグであるトップリーグは、プロリーグではない。16チームは各企業に所属する。中にはプロ選手もいるものの、多くが仕事を抱えながらラグビーを続けるという点で、「社会人リーグ」である。各社の社会貢献活動に依存している側面が強い。清宮氏は今年7月に開かれたスポーツ関連のイベントで、日本ラグビー協会が過去12年のうち7年が赤字決算だったことを明かしている。不安定な財政基盤が日本ラグビーの課題の一つだ。

清宮構想はこうだ。W杯の開催の12都市を「オリジン12」と呼び、この12都市を本拠地とするプロチームからなるリーグを発足させる。今年11月をめどにリーグの要件を詰め、2021年秋には新リーグを開幕する。現行のトップリーグは2021年春で終了し、日本選手主体の社会人リーグに変える。プロリーグはプロ選手、社会人リーグはアマチュア選手、と2層に分けて活動していく。

詳しくは→日経ビジネス

予定通りでも2021年だって。

来年は東京オリンピックです。移ろいやすい日本人は来年というか今から東京オリンピックモードです。すぐラグビー忘れられるよ

こんなもう2度と訪れることのない好機を逃してしまった。

「今の熱気のまま今秋からプロリーグが開幕」これしかなかったと思う。

ラグビー協会にはサッカーの川淵三郎元チェアマンみたいな人はいないようだ。彼だったらこんなチャンスを逃すはずがない。

かくしてラグビーは4年に1度の風物詩となってしまうというのが私の読みでございます

プロ野球は球団経営者が変わるたびに本拠地が変更されて地方に根付いた。自分が小中学生の頃(40年以上前)に北海道や仙台にフランチャイズをもつ球団が現れるなんて思いもしなかった。

サッカーはそれこそ全国各地にサッカーチームがある。

ラグビーにはそれがない。

考えてみれば早稲田に本城選手がいたころのラグビー大ブームの時に手を何ら打たなかったことが原因ではないだろうか。

大学ラグビーは大いに湧いたが、世界的には弱小国だったんだからあの時世界に対抗することを本気で考えていれば自然と草の根運動的に地方展開ができたように思う。

サッカーより先にプロリーグができてもおかしくはなかった

滝沢が泣いてるぜ!

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