「ドライブ・マイ・カー インターナショナル版」を観た。
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舞台俳優であり演出家の家福(かふく)は、愛する妻の音(おと)と満ち足りた日々を送っていた。しかし、音は秘密を残して突然この世からいなくなってしまう。2年後、広島での演劇祭に愛車で向かった家福は、ある過去を抱える寡黙な専属ドライバーのみさきと出会う。悲しみと“打ち明けられることのなかった秘密”に苛まれてきた家福は、みさきと過ごすなかであることに気づかされていく――。
監督 濱口竜介
出演 西島秀俊, 三浦透子, 霧島れいか
他人をあるがままに受け入れるということは難しい。
家福(かふく・西島秀俊)夫婦について娘を幼いときに亡くしたということが夫婦のあり方を変えてしまったのは事実だ。しかしそれは良い方に変化したのではない。
それをそのまま受け入れるということは腑に落ちないところがある。
本当はその時点で一歩立ち止まっても良かったのではないか
夫婦というのは難しいね。俺もバツイチだが。
家福のサーブ 900ターボのドライバーみさきの淡々とした演技が心に持つ悲しみの深さを引き立てていた。