1票の平等よりも医療の平等を

これが答えだ

1票の平等よりも医療の平等を
NNNドキュメントを見た。 山形県の離島である飛島の冬の間の医療についてだ

昨年の春に常駐医師が島を去って冬の間は看護師2人で診療所を守ることになった話だ

看護師は医師の指示がないと医療行為が行えないのでテレビ電話を設置して本土の医師にテレビを通して診察してもらう形になっていた。

正月はそのテレビ電話の医師も休み そんな時に急患が入る 緊急ヘリコプターを飛ばしてもらおうにも医師の指示がないと出来ない。

医師不在の時の緊急電話でも相手が理解してくれずヘリが飛んでくるまで相当時間がかかっていた 月収160万円で募集しても医師が行きたがらない

確かに僻地医療というのは行く医師にしても相当の覚悟がないと行けないのかもしれない。

基本24時間勤務状態だろうし。

医療を平等に受けられないということ自体は明らかにおかしいが月収160万円でも行きたがらない理由がなんなのかを理解しないと先には進まない

私は医者じゃないから医師特有の理由についてはわからないが、数年僻地へ行けと言われたら即了解とは私も言えない。

根付けない。というか根付いてしまって戻れなくなったらどうしようと考えてしまう。

首都圏のように不便を感じない生活をしていたら尚更だと思う。

だから医師にも根付かないで良いシステムを考えないといけない。

こんなのどうか 「日本医師派遣株式会社」みたいなものを作る 全国で医師を必要としている地域にローテーションで医師を派遣する。

医師の滞在期間は1ヶ月以上の医師の任意とする。期間満了で都会に戻ってこれる。

ローテーション医師を希望する医学部生には学費・生活費の補助を与える代わりに最低10年間医師として働いてもらう

あるいは医師免許基準については知らないけれど外国人の医師を導入するとかもアリじゃないですか。

 (ヤフーの番組表から)

日本海の孤島・飛島で医師が不在に…
山形県酒田市、日本海の離島・飛島。酒田港を発つ定期船は観光シーズン以外 1日1便。
冬は荒天により絶海の孤島となる。65歳以上の島民は6割を超え、高血圧や糖尿病、腰痛など健康不安が多い。飛島診療所は“心の拠り所”だ。
しかし2012年春、12年間常駐していた杉山誠医師(76)が、高齢を理由に島を去ることになった。
酒田市は月収160万円で医師を募集したが、後任は見つからない。
杉山医師は週5日常駐する留任案を出すが、酒田市は受け入れず、島民の意見も聞かぬまま、飛島の新しい診療体制が決定した。
「観光シーズンの4月~10月は週末2日間、医師を派遣。
冬季間は日本海が時化るため医師派遣はせず、テレビ電話を使った遠隔診療を実施」。
行政の決定に島民は怒りを爆発させたが、決定は覆らない。
島民が不安に揺れる中、二人のベテラン看護師が島に残ることを決意した。

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