よそより10万円高くてもお客さんが喜んで買う「町の電器屋さん」が大切にしていること
でんかのヤマグチ 代表取締役社長 山口 勉著
表紙には、たとえ電球1個でも、ちょっとした困りごとでも、呼ばれたらすぐに「トンデ行きます」
粗利率38.9%、14期連続黒字、無借金経営の小売店が日々何を考え、何をしているか?
とありました。
→アマゾンででんかのヤマグチ 「よそより10万円高くてもお客さんが喜んで買う「町の電器屋さん」が大切にしていること」を探す
私がでんかのヤマグチのことを知ったのは数年前の偶然見た深夜のテレビだった
店頭でイベントやっていて、いちごのパックを配っていた。
確かその後営業でお客さんをいちごを持って戸別訪問。
電球替えたり、お使い頼まれたり、電化製品の使い方の説明に何度も足を運んでいたような。。
でんかのヤマグチのやっているのは安売りではなく高売り(=粗利率のアップ)。
商圏に大手の家電チェーンが攻め込んできたときに
お客さんを3分の1に減らし、
商圏を狭め、
取扱メーカーをパナソニック1社に限定した
究極のランチェスター戦略だよな
私らのやっていることは、でんかのヤマグチさんの対極
誰でもできる安売り屋です
だからというかとにかく身にしみた本です
本を読めば分かりますがでんかのヤマグチさんは家電を売っていたから成功したわけではないと思います
商品は問わないんですよ。きっと。
お客さんと地域と密着したこのやり方ができるならどんな商売をやってもヤマグチさんは成功したでしょう
本自体は1時間もかからないで読めますがそれを実践するとなると血みどろの努力が必要です
読後いろんなこと考えさせられる本です
一読を勧めます