「水平線を越えろ」杉健志郎

読書

「水平線を越えろ」杉健志郎

史上初 沖縄ー宮崎 シーカヤック単独航海の本である

沖縄本島から島々をシーカヤックで渡りながら(中には無人島もあった)

故郷の宮崎までの冒険である

特に最後の種子島から大隈海峡を渡って九州にたどり着くまでの壮絶な闘いがすごい。

漕行距離約75km・時間で16時間。午前0時過ぎまでカヌーに乗っていたとは・・・

 

「漕ぐのをやめたら、すべてが終わる」それだけは間違いないと思い続けていた。

こういう感覚でカヌー漕いだことがないからわからない。

途中も漕行距離50キロぐらいで360度海面しか見えないところを漕ぐというのは

どんか感じなのだろうか。

 

私は基本、川だけだから両岸はみえる。沈して泳いでもどこかに辿り着く。

沈したら黒潮に乗ってどこまでいくかわからない中を自分だけを信じて漕ぎ続けるのは

すごい。

面白かった

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