大晦日の午前7時の川にウエットスーツを着ないでダイブするとどーなるか

カヌー

Ship in cold water
Ship in cold water / sonyaseattle

もう30年も前の高校2年の大晦日の話
当時その年の群馬国体を目指していた。
元々は
大晦日の午前7時の川にウエットスーツを着ないでダイブするとどーなるか
(上の画像は自分が高校2年の5月の長瀞カヌー大会)
激流でカヌーを漕ぐ人だったがこの種目が高校生にはないので
思いっきり種目変換
カナディアンカヌーレーシング(C?1)
参考画像がこれ!
大晦日の午前7時の川にウエットスーツを着ないでダイブするとどーなるか
俺は右漕ぎなので上の画像の右側の人と同じように

左足を前に大きく突き出し

右足は立て膝(膝にスポンジや発泡スチロールでカバーする)

右漕ぎの人は右だけしか漕がない

というより左足をこれだけ前に出しているわけだから左漕ぎは不可能だ

右だけ漕いでまっすぐ進まなくてはいけない

(わからんだろうがJストロークで漕ぐ)

また画像でわかるようにカヌーを覆うものがない

バランスを崩すとそのまま投げ出される

それにカヌーをある程度やっている人でも練習しないと前に進めない

バランスだけ取るのも大変なんだな これが。

そして運命の大晦日

当時近所に住んでいた松戸の大御所が冬休みの間、朝練に誘って頂いていた

6時半に迎えに来てくれて7時頃から江戸川の古ヶ崎辺りから漕いでいた

朝くそ寒いがいくらなんでもひっくり返りはしないだろうと

上下ジャージにウインドブレーカーとスニーカーというかっこ

ライフジャケットも当たり前だが着けていない(沈しないし)

運命の時はすぐ訪れた

パドルを引っ張りすぎてそのままバランスを崩して江戸川にダイブ

強烈な寒さで顔が浮き上がっても声が出ない

胸が締め付けられるようで腕で立ち泳ぎの時みたいに水面をかけない

足をゆっくりゆっくりと動かせるだけ

そんな状態でカヌーに掴まり漂うだけだった

江戸川のような川幅があって流れも緩い川であっても

流れがあるというのがよくわかった(漂ってるんで)

川の中央へゆっくりゆっくりと流れていた

声も出せずカヌーに掴まったままゆっくり流された

大御所が助けに来てくれなかったら大変だっただろうと今でも思う

これいつもお正月になると想い出すんだよな

今では笑い話だけどね

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