12の君へ

子ども達に伝えたいこと

 息子の誕生日に書こうと思って忘れていた

 もう一月以上経ってしまったが忘れないうちに書いておこう

 昨日お姉ちゃんと並んだとき、また背が伸びているのを発見した

 2人を並ばせてみたらお姉ちゃんより1センチ位低かった

 お姉ちゃんは中3で165ある。

 あやつは小6で164あるのか

  

  だいぶ前の話だが今急に思い出した

  創太郎が小4の時だ。

 

  これくらいの年代の奴は動物と同じみたいに

  でっかい方が偉そうなところがある。(犬同士の喧嘩みたいに)

   ある時、私がお世話になっている方の甥っ子をつかまえて、

 「おまえ・・・・。おまえ・・・・」と偉そうにのたまっていた

 おい、創太郎 確かにお前より背は低いかもしれないが相手は中学生だぞ!

 こっちは冷や汗タラタラだった

 

  せっかくだから1つ言っておこう

「無駄な努力を惜しむな!」ということだ

 今の世の中、効率よくやろう、要領よくやろう、楽して手を抜こうと思ったら

出来るかもしれない。

 

 学校の宿題なんかで調べものがあったら、インターネットに繋いでウィキペディアに

書いてあるものを写せば楽だよな(正しい情報か定かではないが・・・)

 みんなが同じ事やれば、同じ内容のレポートになる。

 これは全くつまらない

 自分で図書館に行き、本を探し、読めない漢字を調べながら苦労して

レポートをまとめる。

 これは確かに大変なことだ。

おまえは言うかもしれない。

「こんなの役立つわけねーじゃん」と・・・

確かにそうだ

 

学校で学んだことが将来全て役立つことはないだろう

算数にしても、四則演算さえできれば進む道にもよるが大丈夫だろう

 人はなぜ役立たないようなことも学ばなければいけないのか?

 それはその学ぶ単元自体が問題なのではないと思っている

「無駄な努力を惜しむな!」ということだ

例えとして

お前がサッカーのフォワードだとする。

自分のチームは弱くて、前線にボールを供給できない。

だからといって、たまに相手からボールを中盤の味方が奪ったとき、

「どうせ すぐボールを敵に奪われるだろう」と思って

おまえが空いたスペースに走り込まなければ、いつまでたってもゴールは奪えない

 ボールが回ってくるのが例え何十回に1回でも味方がボールを持ったら、

空いたスペースに走り込む。何度でも走り込む。

 

これは無駄な努力ではない

この努力なくして得点は奪えない。

今、おまえが努力する事、全てはいつか必ず違った形で

役立ってくるのだ

 

 おまえはまだ子どもだ

 役立つか役立たないかを判断の基準にするな

 

 与えられた課題、自ら自分に課した課題

 何でも良い。全てに努力せよ!!!!

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