富士山の世界文化遺産登録されたことで入山者急増で大混雑しているようだ
最後に5合目に行ったのが20年くらい前だから様変わりしている。
かといって身近でないかというとそうでもなく、江戸川の土手からも天気が良ければ富士山をみることができる
富士山が見える日に土手を走っているときは視界から消えるまでずっと目は釘付けだ。富士山の手前にはスカイツリーも見えるのでこのコントラストはなかなかの絶景だ
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その富士山はゴミ・し尿をどうするかなど様々な問題を抱えている。
ちょっと変なところではこんな問題もあるようだ
→カーセックス激増問題
また様々な意見が掲載されているのが
野口健公式ウエブサイト→富士山世界遺産登録について
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なぜ富士山が世界自然遺産に登録されなかったかを真剣に考える必要がある
現在日本で世界自然遺産に登録されているところは知床・白神山地・小笠原・屋久島の4つ。
私は登録前の知床に3度、子ども達は知床1回、小笠原1回行っている
初めて知床に行ったのが27年くらい前。
その知床にあるカムイワッカの滝への規制の変遷を見てみる。
その当時はカムイワッカの滝の登り口まで自家用車で行くことが出来た。
2005年7月14日に世界遺産に登録された知床半島のほぼ中央にある活火山の硫黄山を源流とするカムイワッカ川にかかる。川には温泉が流入しており、連続する滝のそれぞれの滝壺が野趣溢れる天然の露天風呂となっており、野湯とも表現される。カムイワッカはアイヌ語のkamuy(神、または神のような崇高な存在の意)、wakka(水の意)であり、この川の温泉成分が強い硫黄成分を含むため有毒であり、生物が生息できない「魔の水」の意味と解釈されている。
知床八景のひとつとして以前から知られていたが、特に世界遺産登録後訪れる観光客が急増した。一方で、落石の危険性があることから、厳しい立入規制が行われるようになった →続きを読む
その後世界自然遺産に登録されると観光客の急増によって
立入規制
かつてはどの滝壺にも自由に入浴できた。上流の滝壺に行くほど湯温は熱くなるが、高温の湯の流入による火傷および難しい岩場などによる転落の危険度が高かったことも事実である。さらに2005年に知床が世界遺産に登録されたことにより観光客が激増し、転落や落石の危険が更に増したため、同年には適温の滝のうち一番下の通称「四ノ滝」の滝壺以外は立ち入り・入浴禁止となり、シーズン中は監視員が常時見張るようになった。「四ノ滝」の滝壺に大きな岩の落石が2 – 3あり落石の危険がより高まったため、翌2006年から車道から100メートルほどで最初に現れる小滝である通称「一ノ滝」より上流への立入が禁止された。この滝壷の湯温は30度ほどとかなりぬるいため、快適な入浴はできない状態である。
「四ノ滝」の滝壺 もうここまで行けないのか。今となっては子ども達にとっても貴重な体験。
小笠原は東京から1000キロ離れていて交通手段としてはフェリーしかない。
一般的なツアーで
1日目 東京竹芝桟橋10:00発⇒⇒船中泊 船中泊 –
2日目 11:30小笠原(父島) 小笠原泊
3日目 終日フリータイム 小笠原泊
4日目 終日フリータイム 小笠原泊
5日目 父島14:00発⇒⇒船中泊 船中泊
6日目 東京竹芝桟橋15:30着
フェリーで片道24時間以上かかる。時間的にも最低1週間程度の休みが無くてはいけないし宿泊施設も限られているので一気に観光客が倍増ということはない
また外来種の侵入を規制するため靴や衣服に付着して侵入しないように手立てが講じられている
富士山がこのまま入山規制を強化しないとどういうことになるか
富士山がなぜ世界自然遺産に登録されなかった意味をもう一度考えてみるべきだ
私は五合目に通じる富士スバルラインその他道路を完全に封鎖してご来光を拝みたいのであれば麓から行くことを勧める
私は富士山は仰ぎ見て美しいものだと思っている