付属高校生のエスカレーター進学について

これが答えだ

付属高校生のエスカレーター進学

私立高校受験も2月の10日を過ぎれば佳境に入ってきた感があります

その中で大学の附属高校への人気というのは今も昔も変わらず根強いものがあります

人気の一つには画像のようなエスカレーターで受験無しに大学に進学できる権利が得られる。

高校受験1回で大学まで1粒で2度おいしいというやつです

と、今まで思っていましたが昨日息子と話をしていて気付いたことがありました

大学の附属高校を大きく4つに分けると以下のようになります

1 附属高校のレベルが高く、大学のレベルがそれより劣る場合

2 上の逆で、大学のレベルが高く、附属高校のレベルがそれより劣る場合

またそれにプラスして当たり前ですが受け入れ生徒数の多寡という大問題もあります

半分も受け入れないところもあれば、チューリップ開き放題で募集人員を満たさないところもあります

つまり
1 附属高校のレベルが高く、大学のレベルがそれより劣る場合で生徒をたくさんとる

2 附属高校のレベルが高く、大学のレベルがそれより劣る場合で生徒をあまりとらない

3 大学のレベルが高く、附属高校のレベルがそれより劣る場合で生徒をたくさんとる

4 大学のレベルが高く、附属高校のレベルがそれより劣る場合で生徒をあまりとらない

この4つで一番おいしいのが3番じゃないかと思うんですが?

数は少ないでしょうが探せばあるというか息子が行ってるとこなんかそれっぽいです

ヨコで選べない。タテで選ぶしかない

で、ここからが問題なんですが、当然ながら内部進学で重要なのは中間期末試験の成績や授業態度、クラブ活動、英検その他の資格、出欠なんかでしょうか

たぶんそれらを全部数値化して例えば評価が同じ5段階評価の3.5でも順位付けがされているんではないでしょうか

そうすると各学部のランク付けもされていますから、評価の高い生徒からランクの高い学部へ推薦希望がだされることになります

高校も3年生ぐらいになれば将来どんな職業に就こうとかこんな仕事がやりたいからこの学部を志望したいとかあるでしょう

そうすると成績が悪いと人気のない学部しか残って無くてただ大学生になりたいから好きでもないこの学部に行きました。なんてことになってしまいます。

こうなっちゃうと大学行ってもつまらないよね。

目標がないんだもん。

これが付属じゃない高校生だと英語の先生になりたければ色んな大学の色んなレベルの英文科を受験すればいい。その中の合格した大学の中からゆっくり考えればいい。

こう考えると附属高校というのも現実問題厳しいものがあります

まあ日々の勉強を怠ったのがいけないんでしょうけれど。

ただこれって人生の選択の第1歩だよね

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