以前山際淳司について書いたブログが、
読み返してみたらその時で彼の享年46歳を自分が追い越していたんだとなぜかしみじみとしてしまった。
死んで人生を全うしたと思う有名人は多いが、彼は「まだもったいない」と思える人の中でも自分の中ではトップ級の人だ。
野球短編だけをまとめて角川から新書で出るのを知ったのは、つい先程。
スマートニュースで衣笠祥雄の対談を見つけたからだ。
手元にある「江夏の21球」は既に自炊してGoogle DriveとEvernoteのなかに保存されている。
角川文庫の「スローカーブを、もう一球」の中に納められている。
カドブンの衣笠祥雄と山際淳司の一人息子の対談が面白い。
【『江夏の21球』対談 衣笠祥雄 前編】 野球を知らなかった山際淳司
【『江夏の21球』対談 衣笠祥雄 後編】試合後に江夏が漏らした一言
前編の衣笠祥雄が語る、「江夏の孤独を言葉にできたのは、山際さんだけだった」って言葉は含蓄があるよね。
あの時代同じグラウンドでプレーして仲の良かった彼にしか言えないよね。
山際淳司の本でもう1冊おすすめしたい本が「ルーキー」だ。
この本は清原和博の活躍と同世代一緒にプレーした選手たちを描いたものだ。
一番読んで欲しいのは清原和博本人だ。
彼がどれだけ輝いていて同世代を象徴する存在であったか
その後の転落から(きっと再生するとして)の彼を山際淳司に書いてほしかった。