シチリア島の小さな村にある映画館・パラダイス座。親の目を盗んではここに通いつめる少年トトは、大の映画好き。やがて映写技師の老人アルフレードと心を通わせるようになり、ますます映画に魅せられていくトト。初恋、兵役を経て成長し、映画監督として活躍するようになった彼のもとにアルフレードの訃報が。映画に夢中だった少年時代を懐古しつつ、30年ぶりにトトはシチリアに帰ってきた・・・
- 監督
- ジュゼッペ・トルナトーレ
- 主演
- フィリップ・ノワレ, サルヴァトーレ・カシオ, マルコ・レオナルディ
「ニュー・シネマ・パラダイス 」をアマゾンプライムビデオで観た。
この映画はずっと観たくて、観たくない映画だった。
きっと観たら好きになる。くだらないそれに対しての反発だった。
結論から言うと、
「好きなことを仕事にするのは難しい。そしてそれは素敵なことである」ということだ。
天職を見つけてそれを仕事にする。
それは誰にでも出来ることではない。
映画監督として成功者になったトト。
その苦労は映画では描かれていない。
だけどそれがどんなものか少しわかる気がする。
自分の好きなことを仕事にすると言うことは、
「好きなことからお金を得なければいけないということだ」
これは難しいし、人によっては罪悪感を伴うことだ。
私はそういう人を知っている。
この映画は天職を探している人。これから仕事に就く若者に観てもらいたい。
子ども達にも勧めるつもりだ。
エレナ役のアニェーゼ・ナーノが美しい
この作品以外あまり目立った活動がないのが惜しい