映画「凶悪」にみる山田孝之の振り幅の大きさについて

映画

史上最悪の凶悪事件。その真相とは? ある日、雑誌『明朝24』の編集部に一通の手紙が届いた。それは獄中の死刑囚 (ピエール瀧)から届いた、まだ白日のもとにさらされていない殺人事件について の告発だった。彼は判決を受けた事件とはまた別に3件の殺人事件に関与してお り、その事件の首謀者は“先生”と呼ばれる人物(リリー・フランキー)であるこ と、“先生”はまだ捕まっていないことを訴える死刑囚。闇に隠れている凶悪事件 の告発に慄いた『明朝24』の記者・藤井(山田孝之)は、彼の証言の裏付けを取る うちに事件にのめり込んでいく……。

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映画は「上申書殺人事件」をベースにしたものだ。

死刑囚が獄中から表立っていない別件の殺人事件を告発し新潮45編集部が暴いていくストーリーだ。

この実際の事件についてはかすかな記憶がある。記憶といっても死刑囚が裁判の引き延ばし(=自分の延命)のためにやってるんだな位のテキトーにでっち上げた作り話かなというぐらいの記憶だ。

リリー・フランキーとピエール瀧が怪演。ピエール瀧のぶっちぎれちゃった感じ。「冷たい熱帯魚」のでんでんに通じるものがある。

ところで山田孝之。同姓ということもあって昔から注目してる。

(そういえば、小栗旬の奥さんの山田優も同姓だが沖縄県に山田姓はいるのか?)

初めて見たのは「WATER BOYS」2003年だ。好青年役だった。

(しかしこのドラマに出ていた優等生役の瑛太があんなに出世するとは思わなかった)

なまじ好青年役の残像があるからか彼のその後の役柄の振り幅をものすごく大きく感じる。

いい意味で予想を裏切ってくれる感を常に与えてくれる役者さんだ

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