「舟を編む」

映画

出版社・玄武書房に勤める馬締光也(まじめ みつや)は、営業部で変わり者として持て余されていたが、言葉に対する天才的なセンスを見出され、辞書編集部に異動になる。新しい辞書「大渡海(だいとかい)」――見出し語は24万語。完成まで15年。編集方針は「今を生きる辞書」。個性派ぞろいの辞書編集部の中で、馬締は辞書編纂(へんさん)の世界に没頭する。そんなある日、出会った運命の女性。しかし言葉のプロでありながら、馬締は彼女に気持ちを伝えるにふさわしい言葉がみつからない。問題が山積みの辞書編集部。果たして「大渡海」は完成するのか?馬締の思いは伝わるのだろうか?

監督
石井裕也
主演
松田龍平, 宮崎あおい, オダギリジョー

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「舟を編む」をアマゾンプライムビデオで見た。

新しい国語辞典を作るお話。

出版までに15年という途方もない時間を要する。

編集作業見てたら俺には絶対出来ないと確信。

 

辞典編集38年の小林薫演じる荒木が定年退職する際に後任を探す。

その際の質問が「右を説明せよ」ということだった。

 

この質問について考えてみると国語辞典というのはそもそも自国民のためではないのではないかと思い当たった。

「右」だって「左」だって自国民から見ればうまく説明はできなくてもほぼわかる単語がたくさん収録されている。

 

日本人が英語を学ぶために英英辞典を買うようなものだ。

国語辞典って外国人のためにあるのではないか。

外国人から見たら日々辞典だからね。

松田龍平演じる馬締(まじめ)は見出し語24万語という「大渡海」(だいとかい)という辞典を15年がかりで完成させる。

24万語という途方もない数字はそのまま日本文化の奥深さを表しているに違いない
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