1月はそれなりに走ったのだが、それ以降はとんとご無沙汰。
結局4月に2回練習したのみで本番となった。
土浦まではそう遠くはないが負担軽減のため
前日から「ホテルマロウド筑波」に泊まる。
当日快晴。気温が高い。
エントリーが2万4480人と過去最多の出場者だと知る。
(国内3番目のビッグな大会だそうだ)
この大会は私の唯一のフルマラソン参加・完走した大会だ。
記録を見ると1995年に4時間8分20秒で完走している
(この時はICチップは無かったように思うので実際はこれよりも数分は早く完走)
起床は午前6時少し前。
昨日買っておいたパンやウイダーをすぐ食べる。
それから7時までまどろむ。
今回は練習していないので長丁場になる。朝の食事は大事だ。
走っていて腹が減るといきなりパワーが落ちるので無理してでも食べる方が正解だ。
ランニングウエアに着替える前に乳首に絆創膏を貼る。
これは前回の教訓だ。(貼らないと乳首から擦れて血が出る)
ホテルから会場まで歩いて10数分。
人でごった返していた。
早々にジャージを脱いで荷物を預け、ポカリスエット1本もって、こまめに水分補給。
スタートまで30分位前に準備完了。
スタートは自己申告で4時間30分台で走るプラカードの所に並ぶ。
とにかく完走が目標だ。
前回は4時間切りが目標で25キロまでは3時間半のペースで行ってその後失速したので、
今回はゆっくり入って、まずの目標は足切りがある17キロ(2時間15分)ポイントを通過することだ。
午前10時。スタートの号砲。
といってもすぐ動き出すわけではない。
やっと歩き始めたのがスタートから5分30秒後。
スタート地点を通過したのは号砲から10分以上過ぎていた。
(今回はICチップを靴に装着しているので公式記録とは別に、自分がスタートラインを過ぎてからの正確な時間が測定される)
4時間半ペースの集団に入っているのでゆっくりしたペースの走り。
とにかく足切り通過・完走を目指す
足切りラインは自分の正確な時間ではなく、公式スタート時間からの計測なので
走り始めた段階で10分以上のハンデだ。いささか気持ちが焦る。
15キロ過ぎで20分は余裕で足切りラインを通過できると予想できたのでひとまず安心。
17キロを過ぎて余裕が出来たが20キロ過ぎには足のバネがなくなるのがわかった。
ここからは弾むようには走れない。
苦しい時間帯に入った。
今日は非常に天気が良く気温も高いが、心地よい風が結構吹いていたので助かる。
給水ポイントは5キロ過ぎから2.5キロ毎にある。
全ての給水ポイントで止まり、アミノバリューか水を補給。
前回は4時間切りを目標に走ったので給水ポイントでは水分しか補給しなかったが、今回は完走が目標なので水分以外のものも補給した。
公式のエイドステーションでは、水分以外にもバナナやカステラみないなもの、キャンディーなども食べる。
とにかくガス欠しないように
20キロ過ぎからは2.5キロ毎のエイドステーションしか楽しみがなくなった。
前回走ったときに小銭持ってた方がいいなと思ったことを忘れていた。
毎度毎度、水とアミノバリューでは飽きてしまうのだ。
沿道にはコンビニもあるし自販機もある。好きなジュースでも飲んで楽になりたかったが忘れてしまった。
この大会の良いところは後半に沿道にお住まいの方が自営のエイドステーションをやってくれることだ。
今回自分が頂いておいしかったものは、1番は梅干しだ。これは2カ所で頂いたのだが本当においしかったし塩分の補給にもなった。
2番目はこれはビックリ。温かいほうじ茶だ。温かかったので一気には飲めずに立ち止まってしまったがこれも疲れた身体にはよく合うとおもった。
3番目は、キャンディーだ。これを2個もらって口に頬張りながら走っていると疲れを忘れる感じがする。次回は持って走りたいと思う。
なんだか飲んだり食べたりすることばかり書いたが完走が目標なんで・・・・・
25キロ過ぎからは歩くようなスピードであるが手は腰のラインにおいて走る姿勢でがんばった。
前回も思ったが今回のペースで走っていると、歩く人が非常に多いのが目に付いた。
自分は歩くことは決してしない。やはり記録の意味がなくなると考えるからだ。
どんなに遅くとも走るポーズで走っていれば歩いている人をどんどん抜いていける。
ラスト2キロだけ本気で走った。
ほとんどの人が歩いていたので100人以上追い抜いた。
気持ちよくゴールインできた。
結局5時間半もかかった。
次回こそ4時間の壁を破りたい