リコール加湿器が火元になったことで思うこと

これが答えだ

リコール加湿器が火元になったことで思うこと

長崎市東山手町の認知症グループホーム「ベルハウス東山手」から出火し、4人が死亡した火災で、電子部品大手のTDK(東京)は22日、同市で記者会見を開き、火元とみられる加湿器が同社の製品だったと発表した。発火などの恐れがあるとしてリコール(回収・無償修理)対象となっており、

上釜健宏かみがまたけひろ

社長は「大変申し訳ない」と陳謝した。

同社によると、1998年9月~99年1月に販売された「KS―500H」。ヒーターの取り付けが不十分で、異常発熱したヒーターがケースの底蓋に接触するなどして発火する事故が起き、99年1月に通商産業省(現経済産業省)にリコールを届け出て、製造・販売を中止した。販売した2万891台のうち、回収済みは73・6%の1万5382台で、4分の1以上が未回収。これまでに製品焼損16件、発火14件、発煙16件の計46件の事故が報告されていたが、火災はなかった。

長崎県警は2階の居室にあった加湿器が火元とみており、21日に県警や同社などで燃え残った部品を調べたところ、リコール対象製品と判明。ヒーターの一部が脱落していた。上釜社長は「当社の製品が火元の可能性が極めて高い。誠意をもって対応したい」と述べた。加湿器について、ベルハウス東山手の経営会社の桝屋幸子代表取締役(61)は9日、「4、5年前に新品を購入し、希望する入所者に貸していた」と説明していた。(2013年2月23日読売新聞)

販売されてから12年以上経過した商品である

新聞・テレビなどでリコールのお知らせを掲載しても100%の回収は難しい。

回収率がこの商品で73.6%。これが限界だろう。

どういう手立てが取れるだろうか

基本は自分の身は自分で守るということ。

購入者自身が動かないと駄目だと思う

リコール情報をうまく新聞やテレビのマスメディアでキャッチすることはそもそも困難な事だ。

新聞隅々まで読んでる?絶対無理だよ!

こんな手はいかが?

まずはメーカーが自社サイトで販売した全商品についての個人情報登録スペースを作る。

今回の例でいうと、TDKが自社サイトに「KS―500H」の購入者情報登録スペースをつくる。

この商品の購入者は、商品の型番を確認して、電話番号かメールアドレスを登録する。

中古で買った、あるいは誰かから貰っても必ず登録する。

当然ながら個人情報はリコールがあった時以外は利用しない

是非メーカーにやってもらいたい取り組みだ

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