フィールドレポート6月号によれば、サヘル地帯で毎日600人を超える子ども達が栄養失調で死亡しているとのことです。
また栄養失調は予防も治療も可能な病気だということです
しかしながら30年にも及ぶ干ばつで食糧危機が継続しているのに本来子どもを生んで育てられるのかという根本的な問題があります
避妊などの啓蒙活動も大事なのではと思います
→ 国境なき医師団
アフリカ・サハラ砂漠の南側に帯状に広がる草原地帯。サヘルと呼ばれるこの地域は、年間降水量が100~200ミリで日本のわずか10分の1。雨季は6~8月と短い。かつては”自然の牧場”と呼ばれたこの地域は現在、過去30年間もの干ばつと過度の放牧で急速に砂漠化が進み、食糧不安に伴う栄養失調が慢性化している。